夏こそ読書だ!
『逃/れの/魔女の/森』
違う本で登場していた本で、面白そうだったので読んでみました。
ヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女のお話で、映画マレフィセントみたく、あの魔女は実はいい魔女だった!
という話なんですが。
話として面白いし、読みやすかったんですが、魔女が報われなくて、報われなくて・・・(涙)
魔女の1人称だから、ほかの人々が本当に魔女が思うように思っていたのか、分からないし、もっと自分を大切にしろよ!と思いました。
映画のジャンヌダルクみたく、彼女の魂は救われた!みたいな終わり方でした。
この方はほかにも美女と野獣とかの別解釈?を書いているようなので、またみてみよ♪
『僕は君を○したい』
タイトルが、めちゃくちゃ物騒だったのと、雪の中で血を流す少年の表紙に引かれて読んでみた!
私は最近、タイトルに引かれて読んでしまうようだ。
これも、面白くて一気に読んでしまったのですが・・・。
読み終わったあと、うん。金田一でみたとなりました。
おまけに、表題作とまた別の作品が2作というスタイルだったのに、連続した話だと思っていて、最後連続した話ちゃうんかい!!
とずっこけてしまいました。これは私が悪いんだけどさ。
衝撃の最後!!あなたは2度読んでしまうみたいなこと書いてありましたが、そうでもなかった。
復讐を誓った少年が、復讐を完遂していく話という感じ。
10代の時に読んでいたらまた、違っていたのかもしれませんが、わりかしミステリーやら読んでいるので、よくある話かな?
とひねくれて読んでしまいました。でも文章はとても読みやすくて、よかったよ♪
この本がデビュー作とのことなので、次も期待したい!
しかも、この二作よく考えたら主人公が救わない系だった!!