いいえ、陛下。革命です!
この前マリーアントワネット展にいったので、マリー関連の本を読んでみました。
怖い絵の作者、中野京子さんの『美術品でたどるマリーアントワネットの生涯』
この本、展示にあわせて書かれた本なので、展示を思い出してさらに理解を深めれたり、勉強になりました。
誤解というか、小トリアノンというマリーの宮殿で晩年農業にこっていたという話があったのですが、たまたま貴族の中での農業ブームだったらしい。
本当の農業やっている人たちからしたら、憎悪の対象にしかならん貴族のお遊びだったとかなんとか。
展示で子供を育てるために、誰にもたよらず母してたんだな~と思っていただけに、なんやねん!と思いました(笑)
展示では、処刑されるほどではなかったのでは?と思ったのですが。
本を読んで、同じく処刑されるほどではなかったにしろ、王女として彼女はあまりにも民のことを考えなかったし、自分の好きな人ばかりあつめて、自分の家に立てこもってしまったことが、どんどんどんどん、悪い方向、悪い方向にいってしまったんだな~と。
王様も狩猟ばっかりするわ、革命が起きてるのに、ノンビリしてるわ、逃げるときもノンビリしてるわ。
おい!しっかりしろ!!となりました。
二人は本来なら結婚する二人でなかったし、フランスの王や王女になる予定ではなかった。だけども、なってしまった。
王や王女になるには幼すぎたし、気づいたときには遅かった・・・。
歴史にifは、ないのだけど、もしああしていれば、というのを考えさせられる本でした。