ありがとう、私を選んでくれて。
タイトルとじわじわ人気がでている気がしたので、読んでみました。
この方、この本がデビュー作。
まず、小説は最初の一文が大切といいますが、最初の一文でひきこまれました。
そんでもって、猟奇的なタイトル!
どんな話かこれでは、全然分からない。
簡単な、ストーリー紹介。
友達がいなくて本ばかり読んでる名前のない青年はある日クラスメイトの秘密の共病日記をみてしまう。
その日記により彼女があと、半年で死んでしまうと知ってしまった青年は彼女と親しくなっていく。という感じ。
世界の中心で~のような純愛ストーリーともとれるのですが、人と関わりをもたない青年とたくさんの友達をもつカノジョが親しくなっていく中で、変わっていく青春ストーリーでもあると思います。
あと、この日記のタイトルつけてて『4月は君の嘘』に似てるなと思いました。
ハーモニーを読んだ後だったので、このお話しも違った角度からの、自分と他人との関わり、人とは何をもってして~という事を考えるお話しでした。
人の命は明日あるとは限らないので、家は常に綺麗に、そしてヲタクグッズは、知り合いに頼んどかないと、と思いました(笑)
タイトルインパクトありますが、本を読んでタイトルの意味がわかった時、泣いてしまいました。
この2人にとって究極の愛の言葉だったのかもしれないな。
次回作も期待!