人こそミステリー
ドラマもいよいよ佳境院典明!な有栖川有栖の作家編シリーズ13年ぶりの新作
『鍵のかかった男』読み終わりました~
いやぁ~、なかなかの大長編でしたよ。でも、すごい面白くて就寝時間との闘いでした。
だいたいのあらすじ
ホテルで5年ほど住んでいた男が亡くなった。警察は自殺として処理したが、ホテルの支配人夫妻や常連客は信じることができず。
そのホテルを気に入っている大物作家が有栖川有栖に調査を依頼するのだが・・。
火村はめずらしく大学のテストのため動けないということで、有栖川だけで捜査に乗り出す!
わりかしみんな協力的で、なぜあんないい人が自殺なんてっという感じなのですが、彼の過去を調べるうちに彼に犯罪歴があったことがわかってしまう。
宮部みゆきの『火車』みたいに人の過去にせまっていく感じがいいですね。
まぁ、昔の知人から偶然に電話がかかってきたのは、ちょとご都合主義だったよーなー気がしないでもーないーのでーすーがー
結構犯人がそんな理由で?!という評価もあるようですが、ドラマ版でも人は誰にでも殺意の種があるというようなことをいっていましたし、まぁ計画的だったけども!?
でも、彼の人生を思うと切ないな。と一度の過ちがのちのちの人生にたくさんの悲劇を生んでしまったのも悲しい。
でも、最後にやってきたホテルで幸せをみつけれたのだからよかったかな。
ミステリーというのは、ちょっと切ないよな。
コンビの萌えポイントとしては、有栖川が酔って「俺にかかれば君の謎なんてすぐわかねんぞ!」と言ったらしいこと(*゜∀゜)=3!!
この二人の間で火村の過去って結構タブーというか私には問いかけることができないとのかいってたのに、酔った勢いで言っちゃった★
その時の火村の反応が見たいわぁ~ヾ( ゚∀゚)ノ゙火村の過去も有栖が暴いたらいいじゃないの!!
やっぱり火村がでてきてからの有栖川先生はいいよね~。二人の掛け合いがさ~。
いつか有栖川先生が火村のミステリーを解き明かす日がきたらいいなぁ。