ゆりゆりゆらゆりゆり★
この前にみたミステリーがグロくて、救いようのない今はやりのイヤミスだったので、さわやかな本読みたいということで。
ハーモニーを読んで百合に目覚めたかを確認するためにも、読んでみました。
映画にもなり、主演女優賞の候補にもなりました。
パトリシア・ハイスミス『キャロル』
と、この翻訳の人がとってもいいと○マゾンで評価されていたので、なんか書いてないかな~と探していたら。
ホームズの二次創作小説?
『私の愛したホームズ』もよんでみました。
キャロルは百合でホームズはJUNEかな?
作家をミステリー作家とか決めつけるなんて愚かなことよとハイスミスもいっていたので野暮なことはやめませう。
ホームズの方は、もしワトソンくんがホームズのことを愛していて、ホームズもワトソンのことを思っているけど、世間体やらなんやらで、踏み込めなくて。
かまってほしくてアポトキシン4600じゃなくて、タイーマをうっていたらという、それ薄い本でみた!!(*゜∀゜)=3!!という感じの話です。
キャロルの方は、クリスマスの日に人形売り場で働いていたテレーズは美しい金髪の女性キャロルと出会い、心を通わせていくのですが・・。
この二つに共通していることは、今の時代より同性愛に厳しい時代だったので、世間が許さない。
また本人たちも許す、許さない関わらず苦しい現実に直面しなければいけなかったということですね。
私が見たかったのはこんな苦しい恋愛やないんやーーー(;´Д⊂)とキャロルの後半の方はページが進まなかったのですが、最後は素敵な終わり方でした。
とくにテレーズが、この糸の先につながっている人が誰かと考えたときキャロルに繋がっていると飛び出していくのが、いいなぁとおもいました。
テレーズが、若くて、自分の人生に可能性もあり、若い潔癖さ、愛に対する完璧さを求めるところがキャロルに対する、愛やら憎しみやら、悲しみで大人になっていくのもよかったです。
ホームズの方も、最初の方はワトソンもホームズもグダグダしていて好きっていいなよ★という感じでしたが、最後の告白のところで許すことにします!
本編をよく知っているとより楽しめる内容の二次創作ではないかな?もう少しラブな部分があってもよかったかなー?と思いました。
キャロルは映画にもなっているし、機会があったら見に行こう。ケイト・ブランシェットが美人すぎる。
本で想像するときも彼女で想像してたし♪