SAKUの日記

アニメ、イベントの感想と日常日記です

又吉、これは純文学か?

はい、純文学です。

『火/.花』よんだー。

うーん。うーん。感想に非常に困る本だな~と思いました。

私がよく読むのはエンタメ?小説が多いので、話が面白いかっと言われると・・・。う~ん。純文学としてならいいのかも。と思うし。

wikiに、書いてたけど共感できなくても芸人の世界を理解してほしいと言っていたと書いてあるし、まぁ芸人の世界にあるやろなぁ~と思ったりしました。

主人公の相方の話が中途半端だし、消化不慮のエピソードが何個かあって最後の漫才に、私はイマイチ乗りきれなかった。

でも、二人が語り合っていたネットでの、悪意をもって攻撃してくる人への考え方は、なるほどと思いましたです。

又吉先生は、芸人としては、好きなので、今度はエッセイを読んでみようと思いました。

『狩人.の.悪夢』

有栖川有栖の2年ぶりの作家編の長編小説だよ!

火花と平行して読んでたけど、こっちの方が続きが気になってすぐ読み終わったよ!

純文学で成功しなかった小説家が、エンタメ小説で世界中でベストセラーになってアリスと対談するという冒頭が火花と通じるところがあるかなって感想を一緒にしたのさ!

事件とは関係ない、最後が一番びっくりした。最後の数行で有栖川ファンは驚愕す!!

作家アリスの止まっていた時間がちょっと動き出したっと思ってしまいました。

夢ということもあり、火村のみる悪夢に、めずらしくツッコんでいくアリスもよかった。

ドラマの影響なのか火村先生がマイルドになった気がするぅ~。やっぱりこの二人の掛け合い好きだなぁ~と改めて思った話でございました。

次回作は、サザエさん方式でなくなるのか。気になるところです。