SAKUの日記

アニメ、イベントの感想と日常日記です

B..A.B.E.L.

芸術の春!?2つめが「バベル展!!」

はるか昔・・・(ナレーター調で、ひゅ~♪)

人間の言語は一つであった。人々は自分たちの英知を知らしめようと、天に届かんばかりの塔を建設しようとしていた・・。

それを、みた神は、一つの言語であるから人々はそのようなことをするのだ・・・。言葉をバラバラにしてそのようなことを考えないようさせよう・・。

どーーーーん!!あqwせdrftgyふじこ。ナニイッテルカワカラナイヨー。うけるwwwww.みたいになったのだった。

かくして、もともと一つの言語で話していた彼らは意志の疎通ができず。世界各地に散らばっていったのであった。

という、聖書で有名なバベルの塔を描いたブリューゲルの作品が数年ぶりに来日!

絶チルの皆本のいる組織はバベルですね!!兵部の組織はパンドラ。

話としては、パンドラの方が好きですが・・・。昔の人が余計なことをしなければ世界は一つの言語で話せていたかもしれないのに!!と思うと、なんてことしてくれたんだ!!と。子供の私は思ったものです。

そんなわけで、行きたい!!と思っていた展示なので、いけてよかったです。

ブリューゲルトより前に不思議な絵を描いていたボスという人の作品やボスの不思議な世界に魅せられた人たちがその模倣をして描いた作品やブリューゲルトの素朴な人々の生活の中に宗教画を取り入れる作品など

魚の中に大量に魚がいて、弱肉強食を表していたり、今回の展示のマスコットキャラクターになってる謎のキャラクターなど。

絵が本当に細かいのが多いので垂れ幕で拡大してみせてくれたりしいて、しかもその拡大しているのが謎キャラクターや変な絵ばっかりなので、美術館なんですが、なんか不思議な空間になってました。

そして最後にバベル!!

宗教画なのでたくさんの人がバベルの塔を描いていると思うのですが、私の想像とは違うバベルの塔でした。

ドラゴンボールのカリン様の塔みたいに細長いイメージだったのですが、それかピサの斜塔みたいな。

このブリューゲルトのバベルの搭も上の部分の赤いところが、不吉な搭っぽくて好きですん。

窓とかも一個ずつデザインが違うし、洗濯物ほしてる人や搭を作っている人や、細かく描かれていて、双眼鏡もってきたらよかった!と後悔しました。

ダビデの像ではないですが、完成していないからこそ輝く美みたいな、作られている途中の段階の塔の作品で、そののち神によって消滅する不気味な塔だからこそ惹かれるところがあるな~と思いました、

そして、テンション上がってバベルの塔の立体ポストカードを買ってしまったのであった。