完璧なる方程式。
つ.めたい…方程式
SFの短編集を集めた本
表題作が気になって読んだのだけど、たったひとつのさえたやり方を思い出しました。
もしかしたら、どこかで救済があるんでは?と期待しながら読んでいたのですが、この世界には完璧なる方程式しかなかった(T^T)
冷たい~も心にきたのですが、幼女逃走中の方がだいぶ心にきました。
巨大なる超能力をもつ少女が、研究所をぬけだして街で大暴れしてるのを捕まえる話なのですが、絶チル読んでるので、かなり心にきました~
本当に超能力をもってる以外は、普通の女の子。
ドアを開けるため家を壊しても、怖い知らない人をみて怯えて、力を使ってしまっても、小さい子供なんだよ!
と、この物語に巻き込まれた新聞記者の気持ちが痛いほどわかってしまいました。
あの場に自分がいたら、絶対あぁすると思うけど、辛すぎる。
どうして超能力の話って、こんなに切ないし、救われないんだろうなぁ~
普通の人なんか相手にならない力をもっているのに。
数が少なすぎるからなのかなぁ~と、超能力者でもないのに考えてしまいました。
薫ちゃんたちって、本当にいい子たちだなっと思いました。
いい子だね~ってヨシヨシしてあげたくなりました。まぁ皆本がやってるからいっか。
小さい花京院にも、頑張ったね。っていってあげたいわ(笑)
そんなわけで、タイトルに引かれて正解だった本でした。