さぁ、行かなくちゃ!
幸せな一人ぼっちの作者さんが新しい本をだしていたので、さっそく読む読む。
「おばあちゃんのごめんねリスト」
ばぁちゃぁぁぁぁぁぁんん!!
と電車でグッと涙をこらえました。
あらすじ
エルサのたった一人の味方だったおばあちゃん。
おばあちゃんが亡くなり、豪快でエルサのためなら平気で警察にも喧嘩をうる、おばあちゃんは結構いろんな人に迷惑もかけていた。
遺言でエルサは、おばあちゃんの知り合いにごめんねの手紙をもって会いに行くことに。
若い時に医者をしていて色々な人を助けていたおばあちゃんの過去、
お母さんにとってはいいお母さんじゃなかったおばあちゃん、マンションの様々な住民。
人って一面だけじゃわからない、嫌なやつでも色んな一面があって、いろんな人生を生きてきて、ルールをもっていると思う本でした。
この方は本当にこういうの書くのうまい人だな。
そして、色々な人に手紙を渡して、最後にはエルサからおばあちゃんへの手紙が読まれるんですが・・・。
そのおばあちゃんの手紙がさぁ~翻訳の人ありがとう!!と翻訳の人に感謝しました。
この翻訳は、今まで読んできた人には分かる言葉でおばあちゃんの気持ちが書かれているのです。うぅおばあちゃんとウルウルきた( ;∀;)
あとエルサとおばあちゃん、2人だけで作った様々な物語、アマノミナスの話と現実がうまくからめていてよかった。
その次の作品「ブラッドベリィはここにいた」は、マンションの住人の一人。
偏屈で規律を重んじるばばぁ。
じゃなかった、ご婦人ブラッドベリィのお話。
前作でまぁ色々ありましたが、スッキリ旅立っていったブラッド。でも現実は物語のようにはいかなくて・・・。
新しい世界でブラッドベリィが壁にぶつかりながらも、ブラッドベリィらしく変わっていくお話。
サッカー好きの少年や青年たちに奮闘しながら、ネズミに話しかけながら、仕事センターの女の子に話しながら、最後にだした結論がよかったな、そうよ!人生は一度きり行きたいとこにいくのだ!!
赤い車でブラットベリィが子供たちに祝福されながら旅立っていく姿が私には見えました。